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私は、毎週火曜日にお休みを頂いていて🙇‍♀️
老人ホームから母を連れ出して、気晴らしを兼ねて、外の景色を見ながら一緒に食事をしたり、買い物をしたりしています🌿

ただ…母は左半身付随の上、年齢が89歳にもなるので、そんなに長時間を振り回す事は出来ず、2時間ほど外にいるだけで体力的に疲れてしまう様で💦💦
結局は、すぐにまた、いつもの老人ホームの部屋へと連れて帰るのが、ほぼ火曜日のルーティンになっています😅💦

今日も、そんな何気ない火曜日の繰り返しの中で、母を部屋に連れて帰って、母と笑顔で分かれてから、ふと、忘れ物を思い出し慌てて部屋に戻ると……

先程まで私と元気に別れの挨拶をしていたハズの母が、立ち上がる事の出来ない身体を右手で支えながら、ベッドの脇で、母の目の位置からは空しか見えない窓を見つめて泣いていたのでした…。

それを見た私は、自分の胸に何か突き刺さる物を感じながらも、わざと笑いながら大きな声で「忘れ物〜」などと言いながら、明るく振る舞って「また、来週来るからね」と、大袈裟なぐらいにはしゃぎ、彼女の崩れてしまいそうな気持ちを打ち消そうとしていました。

庭仕事が好きだった母が、脳梗塞で突然倒れ、命は助かったもたものの、身体が半分動かなくなり、一人ではトイレも行けなくなって…、
驚くほど気の強い母は、沢山の「すみません」や「ありがとうございます」の言葉を一生分以上、周りの人に発しながら…、
だけど、結局は、誰にも打ち明けられないプライドや苛立ちを心に押さえ込み、笑顔で私を見送った後、思わず泣いてしまうとは……

私は、そんな彼女に一体どれだけの事をしてあげれるんだろうかと、寂しいような切ない気持ちでいっぱいになりながら、今日も走る様に帰ってしまいました(T_T)